EC2にJupyter環境を構築する
AWSのEC2(Ubuntu 16.04 LTS)に,Jupyter notebookの環境を構築する手順をメモしておく.前提として,EC2インスタンスに対してSSH接続済みであり,Jupyterもインストール済みとする.EC2に限らず,リモートサーバ一般に共通する手順だと思う.
リモート表示設定
EC2上で立ち上げたJupyter notebookをブラウザ経由で使えるようにする.なお,以下の方法を使うと毎回パスワードの入力を求められるようになるので注意.
まずは,jupyter notebook --generate-config
で設定ファイルを作成する.次に,ipython
を起動して,パスワードを設定する.
~/.jupyter/jupyter_notebook_config.py
を開いて,以下のように設定する.
Jupyter notebook extension
これはリモートサーバに限った作業ではないが,Jupyterの拡張機能をインストールする.
Jupyter起動後によく使うスクリプト
ついでに,Jupyter起動後によく使うスクリプトをメモしておく.
Notebookの初期設定
グラフ表示およびwarning
表示について設定変更する.
よく使うモジュールのインポート
フォントの設定
デフォルトのフォント設定だと,matplotlibで日本語を表示できない.以下のようにフォント設定を変更する.
なお,上記はUbuntu用の設定である.他のOSについては,別途対応されたい.
Bokehの設定
デフォルト設定で日本語を表示できるし,ホバー表示がイイ感なので,最近はBokehを使うことも多い.
参考
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