Qiitaで公開していたTCPの比較記事(本サイトのns-3でTCPの輻輳制御を観察する)の結果を,中嶋謙互,クラウドゲームをつくる技術―マルチプレイゲーム開発の新戦力,技術評論社に載せたいとオファーがあった.先日,ついに見本版が届いて,とても嬉しかったので経緯をメモしておく.

背景

転職活動の一環として,Qiitaアカウントを作成し,趣味でやっていたNetwork engineeringやMachine learningの結果を垂れ流していた.これだけのおかげとは言い切れない1が,異業種・異職種への転職が無事成功した.

経緯

新しい仕事にも慣れ始めた2018年7月中旬,技術評論社の編集部の方からメールを頂いた.9月に出版予定の中嶋謙互,クラウドゲームをつくる技術―マルチプレイゲーム開発の新戦力,技術評論社に,Qiita,ns-3でTCPの輻輳制御を観察するの下図を掲載したいとのこと.

tcp

こんな機会はめったにないので,ぜひ載せてほしいと返事をした.掲載時のリンクを自由に指定できるようなので,どうせなら本サイトに誘導しようということで,ns-3でTCPの輻輳制御を観察するを作成した.また,本名が出るとかえって面倒なので,haltaroのまま掲載して頂いた.

見本版

2018年9月13日,自宅に見本版が届いた.

sample

私のグラフは,図6.10として掲載されていた.見やすく整形されていて嬉しい2

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感想

研究者として論文が公開されることはあっても,書籍として発行されたことは無かったので,新鮮で嬉しい経験だった.本書の中身自体は,別途記事にしたい.

  1. 相談に乗ってくださった皆様,本当にありがとうございました. 

  2. .png形式で送ったので,かなり加工が面倒だったと思う.