3連休を利用して,本サイトのJekyll themeEasyBookからCentrariumに変更した.意識高めのアフィブログみたいになってしまったが,個人的には気に入っている.特にロゴがかわいい.

環境

以下の記事で構築した環境を想定する.

つまり:

手順

Centrariumをダウンロード

レポジトリから任意のディレクトリにダウンロードする.

Bundlerで環境構築

以下のコマンドで環境を整える.エラーが出た場合はその都度対処する.

$ cd centrarium
$ bundle install

_config.ymlの設定変更

個人設定(titlesubtitleemailnamedescriptionurlcoverlogo)を変更する.本ウェブサイトはhttps://haltaro.github.io直下に展開されるため,baseurl""に変更する.また,これまでと一貫したURL構成にするため,permalink: "/:year/:month/:day/:title"を追記する.

highlightjs_themezenburnに変更する.テーマの詳細はこちら

descriptionsに,各カテゴリの説明文を追加することもできる1

socialGitHubQiitaKaggleを設定.iconではFont awesomeのiconを指定できる.残念ながらQiitaとKaggleは無かったため,それっぽいもので代用する.

_posts/に記事を移動

これまで作成した全ての記事を_posts/に保存する.

assetsに画像を移動

これまではimages/に配置していた画像を,assets/に保存する.これに伴い,全記事中の画像参照を,/images/*から/assets/*に変更する.また,cover_image.jpgとして,自分で撮影したこちらを利用する.

cover

サイト左上に表示されるロゴとして,ICOON MONOから柴犬感のあるものをダウンロードして,logo.pngとして保存する.

logo

オリジナルでは,解像度に合わせて複数のiconfaviconapple-touch-iconを用意しているが,面倒なのでlogo.pngを使いまわす._includes/head.htmlを次のように修正する.

aboutのプロフィール画像profile.jpg2を保存する.

cover

各記事のヘッダー画像として,Pixabayから意識高めの写真をダウンロードして保存する3.フロントマタ―で,cover: "assets/*.jpg"のように指定できる.

image

フォントサイズを調整

本ウェブサイトでは,書籍名など,タイトルが長くなる場合がある.デフォルトのフォントサイズだと,モバイル表示で非常に見づらいため,_sass/_layout.scssを変更する.

見出しのフォントも大きい気がするので,_sass/base/_typography.scssを変更する.

_layouts/post.htmlを変更

どうせ自分しか書かないので,著者表示をコメントアウトする.

SNS共有もコメントアウトする.

MathJaxを導入

記事中に数式を表示するため,MathJaxを導入する._includes/head.html<script type="text/javascript" src="https://cdn.mathjax.org/mathjax/latest/MathJax.js?config=TeX-AMS-MML_HTMLorMML"></script>を追記する.

index.htmlのサマリ表示を変更

日本語で記事を書くと,index.htmlのサマリ部分に全文表示されてしまう.おそらく<ul class="post-list">部分のtruncatewords: 50英語以外で動作しないせいだと考えられる.無難にpost.excerptで一行目だけ抽出する設定に変更する.

Projectsページを追加

JekyllとGitHub Pagesでウェブサイト自作 - Memotaroと同様,自分の成果をまとめたProjectsページを作成したい.以下のフロントマターを持つprojects.mdを配置するだけでOK.

Google analyticsを導入

JekyllでGoogle Analytics - Memotaroで作成したanalytics.html_includes/に格納する.なお,'UA-*********-*'は各自取得したトラッキングコード.

_layouts/default.htmlに以下を追記.

ここで,jekyll.environment == 'production'は,ローカル環境での動作テスト($ bundle exec jekyll serve)をトラッキング対象から除外するためのもの.

AboutにBotUIを導入

チャットボットを作ろう:3.CSS修正 - Memotaroで用意したbotui.min.cssbotui-theme-default.csscss/に保存する.同様に,bot.jsbot.min.jsjs/に保存する.

以下のbot.htmlを作成し,_layouts/に保存する.

about.mdのフロントマターのlayoutbotに変更する.

ローカルテスト

$ bundle exec jekyll serve

ブラウザでlocalhost:4000にアクセスして動作を確認する.

感想

思っていたより時間はかからなかった.実はJekyll-archivesがまともに動作していないし,highlight.jsがうまく動作していないので,追って修正しようと思う.

  1. キリがないのでやめた. 

  2. キュート. 

  3. ヘッダー画像がつくと,一気に胡散臭くなる不思議.